建築史家の鈴木博之さん死去
日本の代表的な建築史家で、国内の近代建築の保存・復元でも活躍した東大名誉教授の鈴木博之(すずき・ひろゆき)さんが3日午前8時59分、肺炎のため東京都内の病院で死去した。68歳。東京都出身。葬儀は近親者で行った。本葬は3月24日午後1時から東京都新宿区四谷4の34、東長寺で。喪主は明治学院大教授の妻杜幾子(ときこ)さん。葬儀委員長は建築家安藤忠雄さん。
東大大学院博士課程修了。東大教授として日本の建築史研究をリードする傍ら、JR東京駅の赤れんが駅舎復元や愛媛県八幡浜市の日土小学校の修復保存など、各地の近代建築の保存活動で大きな役割を果たした。
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