後円部直径は170メートル
大和王権の大王墓とみられる陵墓参考地ニサンザイ古墳(堺市北区、5世紀後半)の後円部直径が、これまでの測量結果より10メートル以上大きく、約170メートルと推定されるとの調査結果を、堺市が5日発表した。
ニサンザイ古墳は百舌鳥古墳群の南東端にある前方後円墳。堺市によると、現在墳丘の全長は290メートルで、全国で8番目の規模。今後の調査で前方部の長さも伸びれば全長300メートル以上となる可能性がある。
市によると、これまでは1926年の測量結果から後円部直径は156メートルだった。今回の調査で周濠を発掘し、墳丘の端部分を発見した。
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