利休と晶子の施設オープン
堺市ゆかりの茶人、千利休(1522~91年)と歌人、与謝野晶子(1878~1942年)をテーマにした市の観光拠点施設「さかい利晶の杜」が20日オープンした。
関係者約250人が集まった式典には、裏千家の千玄室大宗匠も出席。「(利休の)子孫として、三千家代表として、厚く感謝申し上げる」とあいさつし、テープカットした。
施設では、利休が造ったとされる茶室で唯一現存する国宝「待庵」(京都府大山崎町)の創建当時の姿を復元。三千家の家元がそれぞれ命名した茶室が並んでおり、予約すればお茶の体験もできる。
閉館した与謝野晶子文芸館の資料を引き継いだ記念館も設けた。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。