1月に亡くなったタレントやしきたかじんさんの闘病生活を描いた百田尚樹さんのノンフィクション作品でプライバシーを侵害されたとして、やしきさんの長女(41)が発行元の幻冬舎(東京)に出版差し止めなどを求める訴えを21日、東京地裁に起こした。
訴状によると、長女はやしきさんと元妻との間に生まれた。百田さんはやしきさんと昨年10月に再婚した妻との闘病生活をまとめた「殉愛」を今月出版した。
長女側は「再婚した妻側の話を無批判に受け入れた内容で親族らに取材していない」とし、長女がやしきさんに金を無心するなど確執があったように書かれ「事実に反した内容」と訴えている。
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