高校生が議論し、過去1年間で最も良い小説を選ぶ「高校生直木賞」が来年5月、初の全国大会を開く。文芸春秋は同賞を後援することを17日発表、選考経過を同社発行の小説誌「オール読物」に掲載することも決めた。日本を代表する作家が選ぶ本家「直木賞」とは異なる角度から、小説の魅力が発掘されそうだ。
高校生直木賞は今年5月に初めて開催され、麻布高(東京都)など4校が参加。伊東潤さんの「巨鯨の海」(光文社)を受賞作に選んだ。同賞実行委員会はさらに議論を盛り上げようと、全国の高校に参加を呼び掛けている。応募の締め切りは12月5日。
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