アルゼンチンタンゴの「早慶戦」
早稲田大の学生と、慶応大卒業生の各タンゴバンドが競演する演奏会「アルゼンチンタンゴ早慶戦」が16日、東京都内で開かれ、バンドネオンやバイオリンなどによる哀愁、情熱を帯びた旋律を観客が堪能した。
昨年に続く2回目で、今回は早大卒業生のバンドなども加わり6組が演奏。約400人が入るホールは満員で、細やかなリズムに足拍子を取って楽しむ人もいた。
実行委員会によると、アルゼンチンタンゴは日本で1950年代に流行し、各大学でバンドが結成されたが、その後ロックなどに押され、現在では早大の「オルケスタ・デ・タンゴ・ワセダ」が学生バンドとしては唯一となっている。
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