袋田の滝など10件を名勝指定へ
文化審議会(宮田亮平会長)は21日、日本三大名瀑の一つとされる袋田の滝(茨城県大子町)など10件を名勝に、7世紀に築造された日本最古のダム式ため池「狭山池」(大阪府大阪狭山市)など13件を史跡に指定するよう下村博文文部科学相に答申した。
政府が来年の世界文化遺産登録を目指している「明治日本の産業革命遺産」の構成施設になっている三角西港(熊本県宇城市)がある「三角浦の文化的景観」など3件を、重要文化的景観に指定することも求めた。
また天然記念物として「甑島長目の浜および潟湖群の植物群落」(鹿児島県薩摩川内市)の指定も促した。いずれも近く答申通り告示される。
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