長崎県は11日、対馬市で貴重な仏像の盗難事件が続いたことを受け、文化財を市内の寺社や個人から預かり、展示・保管する博物館を2019年度にもオープンさせる方針を固めた。県の15年度当初予算案に関連費用を盛り込む。
ことしは日韓国交正常化50周年に当たる。韓国と文化的な交流を深める施設として位置付け、韓国人観光客にも楽しんでもらう施設にする。
新博物館は、市の中心部にある県立対馬歴史民俗資料館の敷地に整備。対馬市も予算を計上し、県と市で15年度中に施設の展示内容や外観の詳細を決める。
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