姫路の遺跡で香川などの土器出土
兵庫県姫路市の飯田遺跡で、弥生時代後期末から古墳時代初頭の土器が見つかり、県教育委員会が10日発表した。讃岐(香川県)や畿内地域の特徴があり、遺跡には交流の拠点があったと推定されるという。
市内を流れる船場川の改修事業に伴い、今年1月から旧河道を調査。縦約4メートル、横4・7メートルの竪穴住居1棟の跡や穴10カ所、掘っ立て柱建物などの約50の柱穴も見つかった。
穴には地元土器のほか、畿内や讃岐、吉備(岡山県)、山陰の特徴を持つ、かめやつぼなどの土器の破片が30箱分見つかった。
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