獄死した韓国詩人しのぶ記念式典
日本で獄死した韓国の国民的詩人、尹東柱(1917~45年)の没後70年に合わせた記念式典が14日、留学していた京都市の同志社大で開かれ、日韓の100人以上が参加し、詩碑の前に花を供えて祈りをささげた。
式典では、同志社大の村田晃嗣学長が「尹東柱が生きた激動の時代を振り返り、これからの世界で対立より和解が大事な言葉になることを願う」とあいさつ。その後、韓国の代表的詩人高銀氏が「死ぬ日まで空を仰ぎ 一点の恥辱なきことを」で始まる尹東柱の「序詩」を朗読。参加者は詩碑の前で手を合わせ、冥福を祈った。
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