イランのパナヒ監督新作に金熊賞
【ベルリン共同】第65回ベルリン国際映画祭の授賞式が14日(日本時間15日)開かれ、コンペティション部門の最高賞「金熊賞」にイランのジャファル・パナヒ監督の「タクシー」が選ばれた。
短編コンペ部門ではパリ在住の瀬戸桃子監督の「プラネットΣ」が、新設されたアウディ短編賞を受賞。コンペ部門に出品のSABU監督「天の茶助」は受賞を逃した。
パナヒ監督は2010年、反政府運動を支持したとして映画製作や出国を20年間禁じる判決を受けた。トロフィーは映画に出演しためいが受け取った。
瀬戸監督の受賞作は、虫やキノコを極端なクローズアップで巨大生物のように撮影した。
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