大阪キタで若手が文楽公演
人形浄瑠璃文楽の魅力を広くPRする文楽公演「うめだ文楽」が6日、JR大阪駅北側のグランフロント大阪内の劇場「ナレッジシアター」で始まった。
在阪の民放テレビ局5局が初めて手を組んで主催する若手中心の公演。繁華街・キタでの上演とあって客席には若者の姿も目立ち、大阪が育んだ伝統芸能に熱心に見入った。
演目は、目の不自由な夫と献身的に支える妻が互いを思い合う姿を描く世話物「壺坂観音霊験記」の沢市内より山の段。人形遣いの吉田幸助さん(48)、太夫の豊竹希大夫さん(36)ら、20~40代の技芸員が出演するのが特徴だ。
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