赤瀬川原平さんをしのぶ会
昨年10月に77歳で亡くなった前衛芸術家で芥川賞作家の赤瀬川原平さんをしのぶ会が6日、東京・内幸町のホテルで開かれ、生前に親交があった関係者約330人が出席し、故人を悼んだ。
妻の尚子さんは「仲間の人たちと冗談を言い合って、楽しむことが好きだった本人のためにも、明るく楽しい会にしてください」とあいさつ。献杯の前にスピーチしたイラストレーターの南伸坊さんは「最後の8カ月間を自宅で尚子さんの看病で過ごせたのは、本当によかった。昔の赤瀬川さんのあだ名は『赤ちゃん』だったらしいが、お母さんに見守られた赤ちゃんのようにすごく幸せだったんじゃないか」。
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