将棋、羽生が王位4連覇
将棋の第55期王位戦7番勝負の第7局は24、25の両日、神奈川県秦野市で指され、先手の羽生善治王位(43)が119手で挑戦者の木村一基八段(41)を破り、4勝2敗1持将棋(引き分け)で4連覇を果たした。王位獲得は通算16期目。
羽生王位は名人、王座、棋聖と合わせて4冠を維持。自身の持つ通算タイトル獲得記録を89期に更新した。
今シリーズは第3局で持将棋となるなど熱戦が続いたが、羽生王位の読みが上回った。木村八段は初のタイトル獲得を逃した。
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