将棋電王戦、プロ棋士が黒星
将棋のプロ棋士とコンピューターソフトによる5対5の団体戦、電王戦の第3局は28日、北海道函館市の五稜郭で行われ、先手の稲葉陽七段(26)が116手でソフト「やねうら王」に敗れ、プロ棋士が今大会初黒星を喫した。対戦成績はプロの2勝1敗となった。
若手実力者の稲葉七段は終盤、リードを許して苦しい展開に。粘りを見せたが、最後はソフトの正確な読みに屈した。
第1局は斎藤慎太郎五段が快勝し、第2局はソフトの反則により永瀬拓矢六段が勝利した。プロは過去2度の団体戦でいずれも負け越している。残り2局のうち1勝すれば初の勝ち越しとなる。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。