将棋、郷田九段が新王将
将棋の第64期王将戦7番勝負の第7局は26、27の両日、青森県弘前市で指され、挑戦者で先手の郷田真隆九段(44)が渡辺明王将(30)を99手で破り、4勝3敗で初の王将位を獲得した。
郷田新王将は故大友昇九段門下で、東京都出身。今シリーズはフルセットの末、激戦を制し実力者を振り切った。本格的な居飛車に定評がある。タイトル獲得は王位1、棋王1、棋聖2に続き、通算5期目。
渡辺前王将は3連覇を逃し、棋王の1冠に後退した。
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