小澤さん、小学生にオペラ公演
子どもにオペラの魅力に触れてもらおうと、指揮者の小澤征爾さん(79)が26日、京都市内で小学3、4年生約2千人を招待して、日本語でオペラ公演を開いた。
小澤さんの紹介で、オーケストラのメンバーが「妖怪ウォッチ」「アナと雪の女王」などのヒット曲を演奏しながら入場。やんちゃな子どもが主人公のオペラだと説明した後、フランスの作曲家ラベルの「子どもと魔法」を指揮した。
若手音楽家の育成を目的にした「小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト」の一環で、日本語での上演は初めてという。
終演後、小澤さんは「これからも子どもへのオペラを続けたい」と話した。
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