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竹久夢二、外遊中の2作品を発見

[2014年09月16日 18:25]

竹久夢二、外遊中の2作品を発見

 竹久夢二美術館(東京都文京区)は16日、画家で詩人の竹久夢二(1884~1934年)が48歳の時に外遊中のベルリンで現地の日本人駐在員に譲った二つの作品が見つかったと発表した。
 2作は「欧州の少女」(縦51・7センチ、横39・7センチ)と「S子スケッチ」(縦41センチ、横29センチ)でどちらも記録がなく、タイトルは今回、同美術館が付けた。石川桂子学芸員は「知られていなかった外遊中の一端が明らかになった」と話している。
 この駐在員はベルリンで2作を譲り受け、娘が保管していたが、昨秋、娘の遺族が同美術館に寄贈した。夢二の署名などから真作と判断した。

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