福岡県で赤毛のアン初版本が公開
福岡県飯塚市は、NHKの連続テレビ小説「花子とアン」の舞台となった市内の旧伊藤伝右衛門邸で18日から「赤毛のアン」原書の初版本を公開する。市によると、国内で初版本の所有者は少なく、公開されるのは珍しいという。
カナダの女性作家モンゴメリの小説「赤毛のアン」は1908年に出版。その後、ドラマの主人公のモデルとなった村岡花子の翻訳本が52年に刊行された。
村岡と親交のあった歌人柳原白蓮が一時暮らしていた旧伊藤邸を一般公開する飯塚市が、国内の収集家が原書の初版本を所有していると知り、借り受けた。
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