文化審議会の作業部会は11日、フランス人建築家ル・コルビュジエが手掛けた国立西洋美術館本館(東京)を含む17作品について2016年の世界文化遺産登録を目指し、他の6カ国と共同で国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦することを了承した。
過去に2回推薦したが登録には至らず、今回で3度目。政府は閣議了解を経て、来年2月1日までに推薦書をユネスコに提出する。
17作品のうち、10作品はフランスにあり、日本は国立西洋美術館本館のみ。世界文化遺産の推薦は各国年1件とされているため、フランスの推薦枠を使う。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。