世界遺産推薦、受け入れに課題
政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を推薦することを決めた17日、地元関係者からは「長年の努力が報われた」と歓迎する声が上がった。地域振興への期待も膨らむが、観光客の増加に備えた対応が今後の課題となる。
世界遺産登録を目指して2001年から活動してきた「長崎の教会群を世界遺産にする会」の柿森和年事務局長(67)は「ここまで長い道のりだった。教会群の建物を通して、日本のキリシタンがたどった歴史を多くの人に知ってほしい」と声を弾ませた。
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