板彫十二神将像、迫力増し公開へ
奈良市の興福寺は17日、これまで横一列に並べていた国宝の板彫十二神将像12面の展示をリニューアルし、18日から一般公開すると発表した。コの字形に新たに配置し、本来並べられていたとみられる姿に近づけた。
板彫十二神将像は国内の浮き彫りの傑作として知られ、11世紀の作。縦約90~100センチ、横約34~43センチ、厚さ約3センチのヒノキの板に、さまざまな迫力ある表情をもった十二神将が立体的に彫られている。
興福寺国宝館に展示されている。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。