映画の三池監督、ケニアで講演
【ナイロビ共同】世界的に活躍する日本の映画監督、三池崇史さんが10日、ケニアの首都ナイロビで、映画監督を目指す地元の学生らを前に講演し、「世界中の人に楽しんでもらうには、身の回りのことを正直に伝えることだ。国籍は関係なく、みんな同じことで喜び、苦しんでいる」とアドバイスした。
ホラーやアクションなどの作品で知られる三池監督だが「ジャンルを意識するのは危険。人間の感情を表現するという意味で、どの映画も同じだ」と説明。20代のころに助監督として監督を必死で支えたエピソードを紹介し「人に必要とされることが大事だ」と語った。
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