政府は11日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関が、26日から10月5日までの10日間、来年の世界文化遺産登録を目指す「明治日本の産業革命遺産」(福岡など8県)を現地調査すると発表した。
調査は国際記念物遺跡会議(イコモス)が実施。「韮山反射炉」(静岡県伊豆の国市)を皮切りに、「官営八幡製鉄所」(北九州市)や「端島炭坑(通称・軍艦島)」(長崎市)など23の構成施設すべてを訪れ、保全状況を確認する。
調査を踏まえ、イコモスは世界遺産に登録すべきかを勧告。ユネスコは来年6~7月ごろに開く世界遺産委員会で登録の可否を決める見通し。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。