二条城でオペラ「蝶々夫人」公演
約250年の歴史を誇るイタリアの名門歌劇場「ボローニャ歌劇場」のオペラ公演が19日、世界遺産の二条城(京都市中京区)であり、招待客約500人が本場の躍動感あふれる演技に魅せられた。
文化庁の国際芸術交流支援事業の一環。
演目はプッチーニ作曲の「蝶々夫人」。明治時代の長崎を舞台に、米海軍士官と日本人女性の悲劇を描いた。
この日は二の丸御殿の中庭にステージを特設。時折肌寒い風が吹く中、軍服や着物姿の出演者らが古都の夜空に響き渡るほどの声量で熱演した。
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