俳優の鈴木亮平が写真集
NHK連続テレビ小説「花子とアン」でブレークした俳優の鈴木亮平(31)が東京都内で開かれた自身の写真集「鼓動」(キネマ旬報社、12日発売)の発売記念イベントで、「今は絶賛『花アン』ロス中です」と、撮影終了後の寂しさを語った。
半年間にわたってヒロインの夫を演じ「役が自分の一部になっていた」という鈴木。「花子さんのためだけに生きていたのに、急に会えなくなってしまって…」と喪失感から立ち直れない様子。
1人の人生を長く演じたことは「一生忘れられない経験になった」。同じ一代記として大河ドラマにも興味があるといい、「ド直球ですけど、織田信長をやってみたい」と意欲を見せた。
写真集は「思い切って素の自分をさらけ出した」1冊。「理想の男は(漫画)『シティーハンター』の冴羽りょう」という鈴木の鍛え上げられた肉体美を惜しげもなく披露した。
人気沸騰で早くも重版が決定しているが「自分は写真集を買ってもらうタイプの役者ではないと思っていた。ありがたいが、恥ずかしい」と戸惑いを見せた。
(注)「冴羽りょう」の「りょう」の字は、狩の守が僚のツクリ
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