第87回米アカデミー賞外国語映画賞部門の日本代表に、呉美保監督の「そこのみにて光輝く」が決まったと、日本映画製作者連盟が4日、発表した。今後、世界各国の出品作からノミネート作が選ばれ、来年2月に受賞作が発表される。
評論家など6人の選考委員が、申請のあった27作品から選出した。
「そこのみ―」は、北海道函館市出身の作家、故佐藤泰志さんの小説を、綾野剛さんと池脇千鶴さん主演で映画化。生きる目的を失った男と、水商売で家族を支える女が出会い、引かれ合う姿を描いた。
本作で呉監督はモントリオール世界映画祭の最優秀監督賞を受賞した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。