民放連の井上弘会長は18日の定例会見で、サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会のテレビ放送をめぐり、民放全体の収支が赤字になったと発表した。W杯の赤字は2010年の南アフリカ大会に続いて2大会連続。赤字額は明らかにしなかった。
井上会長は赤字の理由として、放送権料の高騰をはじめ、時差による深夜、早朝での放送が番組スポンサーの動向に影響したことなどを挙げた。
井上会長は「日本代表の結果は残念だったが、W杯のコンテンツとしての魅力は相変わらず高い。放送業者として体力の続く限り、皆さんにお届けしていきたい」と述べた。
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