上橋さんにアンデルセン賞
【ロサンゼルス共同】「児童文学のノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞のことしの作家賞に決まった作家の上橋菜穂子さん(52)にメダルと賞状が贈られる国際児童図書評議会(IBBY)の世界大会が10日、メキシコ市で開かれた。
日本人作家の同賞受賞は1994年のまど・みちおさん以来20年ぶり。画家賞を含めると4人目となる。
上橋さんはファンタジー小説「精霊の守り人」や「獣の奏者」で知られる。IBBYは授賞理由を「ファンタジーの世界をつくり出す秀でた才能の持ち主で、その作品は、自然やあらゆる生きものへの優しさと敬意にあふれている」とした。
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