全国・海外ニュース/ 文化・芸能

長崎で弥生時代の火葬散骨発見

[2014年02月04日 21:19]

長崎で弥生時代の火葬散骨発見

 長崎県教育委員会は4日、竹松遺跡(大村市)にある弥生時代後期(2世紀ごろ)墳墓群の祭祀用の穴から、火葬した人骨を砕いてまいた跡が見つかったと発表した。仏教伝来前の日本では火葬自体が珍しく「西日本では例がない貴重な発見で、特殊な葬送儀礼とみられる」と説明している。
 県教委によると、穴は縦約1・8メートル、横約2メートル、深さ約0・2メートルの楕円形。別の場所で火葬した後、数センチ程度に砕かれ、まかれていた。焼けたガラス製の小さな玉や鉄製の小刀も出土した。
 県教委は死者を弔う際、墓域全体を浄化するため、特殊な儀式を行った可能性があるとみている。

文化・芸能一覧

2月04日

2月03日

2月02日

2月01日

1月31日

1月30日

1月29日

1月28日

1月27日

1月26日

1月25日

1月24日

1月23日

1月22日

1月21日

1月20日

1月19日

1月18日

1月17日

1月16日

1月15日

1月14日

1月13日

1月12日

1月11日

1月10日

1月09日

1月08日

1月07日

1月06日

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA