高須医師、大須演芸場再興目指す
賃料滞納で3日に建物明け渡しの強制執行を受け閉鎖された大須演芸場(名古屋市中区)をめぐり、愛知県西尾市出身で美容外科「高須クリニック」院長の高須克弥氏(69)が4日、共同通信の取材に、滞納分の賃料約1100万円を肩代わりする意向を建物所有者側の弁護士に申し出たと明らかにした。高須氏は「演芸場を再興させたい」と話している。
高須氏によると、演芸場は祖母や同級生と訪れた思い出の地。出演していた落語家滝川鯉朝さんのファンでもある。演芸場復活を目指すが、自身は運営には関わらず、席亭の足立秀夫さん(80)に任せ、軌道に乗るまで月額20万円の賃料も支払う考え。
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