斎藤明里、文化庁作成動画で人気
ドラマやバラエティー番組などで活躍する女優の斎藤明里が、文化庁作成の動画シリーズ「ことば食堂へようこそ!」に出演し、ネットなどで「勉強になる」「かわいい」と注目されている。
今春スタートしたシリーズで斎藤は、文化庁「国語に関する世論調査」を基に、普段何げなく使っている日本語の本来の意味を分かりやすく解説。「ことば食堂」のシェフ役として、誤用されがちな「役不足」「敷居が高い」といった慣用句の正しい使い方を笑顔で紹介している。
ネット上の好反応に「えっ、ありがとうございます」と照れる斎藤。「私自身、びっくりすることが多く、ブログを書くときも誤用に気をつけるようになりました」
もともと国語や読書は大好きだった。「最近は歌舞伎好きの男子高校生が主人公の小説『カブキブ!』にはまり、歌舞伎自体に興味を持って実際に見に行ってしまいました」と瞳をキラキラ。「思い立ったら吉日みたいな性格なんです」と笑う。
読書以外の趣味も、寺巡りに二眼レフやトイカメラでの撮影となかなか渋い。「高校が仏教系だったので読経も写経もできます。カメラはフィルムで一枚一枚大切に撮るのが好き」と熱く語る。
TBS系ドラマ「ごめんね青春!」にも生徒役で出演。「連ドラ出演は初めてですが、満島ひかりさんらの演技を間近に見ることができてすごく勉強になりました。優等生キャラの殻を破って、今後はアクションにも挑戦したいな」
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。