日本芸術院(黒井千次院長)は26日、芸術活動に大きな功績があったとして、指揮者の飯守泰次郎氏(74)ら4人を新会員に選出したと発表した。12月15日付で下村博文文部科学相が発令し、会員は107人になる。
飯守氏は、交響曲とオペラの両部門で頭角を現し、20代からドイツやオランダの劇場で活躍。関西フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者などを経て、9月には新国立劇場のオペラ芸術監督に就任した。
このほか、能はやし方笛の一噌仙幸氏(74)、文楽三味線の鶴沢清治(本名中能島浩)氏(69)、日本舞踊の藤間勘祖(本名藤間高子)氏(68)が選ばれた。
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