無形文化遺産の新規登録の可否を審査する国連教育科学文化機関(ユネスコ)の政府間委員会が24日、パリのユネスコ本部で始まった。26日から予定している審査の対象は46件で、日本が提案した「和紙 日本の手漉和紙技術」は22番目に審査される。議事が順調に進めば日本時間の26日深夜~27日未明に登録が決まる見通しだ。
「和紙」は、製作者の団体が伝統的な手すき技術を守り、国の重要無形文化財に指定されている細川紙(埼玉県)と本美濃紙(岐阜県)、石州半紙(島根県)で構成。10月にユネスコの補助機関が事前審査で登録を勧告している。
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