囲碁、井山が十段挑戦逃す
囲碁の第53期十段戦本戦トーナメントの準々決勝は28日、大阪市の日本棋院関西総本部で打たれ、6冠を保持する井山裕太碁聖(25)が小林覚九段(55)に敗れた。これで十段戦の敗退が決まり、5番勝負が予定されている来春の全七冠独占の可能性はなくなった。
井山碁聖は現在、棋聖、名人、本因坊、王座、天元、碁聖のタイトルを持つ。囲碁界初の七大タイトル独占に、十段を残すのみとなっていた。
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