年の瀬告げる「まねき上げ」
古都・京都に年の瀬が訪れたことを告げる南座(京都市東山区)の公演「吉例顔見世興行」を前に、出演する歌舞伎役者の名を書き入れた看板を劇場正面に掲げる「まねき上げ」が25日、行われた。
南座によると、看板は53枚で、長さ180センチ、幅30センチのヒノキ板。「勘亭流」という丸みを帯びた太文字で板いっぱいに書かれ、たくさんの人が劇場に足を運び、客席が埋まるようにとの願いが込められている。
雨の中、歌舞伎ファンらが、掲げられた看板を熱心に写真撮影。お気に入りの役者の名前を見つけて歓声を上げていた。
興行は30日~12月26日。
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