【ロサンゼルス共同】今年4月に死去したコロンビア出身のノーベル賞作家ガルシア・マルケス氏のオリジナル原稿やタイプライターなどのゆかりの品々を、米テキサス大オースティン校のハリー・ランサム・センターが24日、取得したと発表した。
取得したのはマルケス氏の代表作「百年の孤独」などのオリジナル原稿のほか、未刊の小説「8月に再会を」の原稿。大量の注釈が書かれている「予告された殺人の記録」など推敲の過程を示す草稿もあり、「苦労した跡が見られる」という。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、米国の覇権主義を批判していたマルケス氏は長く米国への入国を拒否されていた。
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