最大震度6弱を記録した長野県北部の地震で、同県松本市の国宝・松本城の壁にひびが入るなどの被害が出ていたことが27日、県への取材で分かった。県は既に文化庁に報告し、修理を進める方針。
県によると、天守の4階と6階、隣にある乾小天守の4階の壁計7カ所にひびが入った。緊急の工事は必要なく、観光客らを立ち入り禁止にもしていない。市によると、今回の地震で松本城付近では震度4の揺れがあった。
県内ではほかにも、国が指定などをした文化財10件に被害が出た。
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