播州織ドレス、パリで披露
【パリ共同】オートクチュール(高級仕立服)のパリ・コレクションが開催中のパリで23日、フランス人デザイナー、ジャン・デュセ氏が開いたショーで兵庫県の伝統綿織物「播州織」を使ったドレスが披露された。
ドレスは白地に小さな丸い金色の模様がちりばめられたデザイン。生地を提供したオザワ繊維(同県西脇市)の小澤国秀社長(47)は「播州織がパリで通用した。産地全体の自信、希望につながる」と満足そうに語った。
一昨年9月に西脇市を訪れたデュセ氏が「織りの繊細さ」にほれ込んだことがきっかけで生地の提供が始まり、昨年には日本政府のクールジャパン戦略の一つになった。
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