室生寺で防災訓練
文化財防火週間を前に、奈良県宇陀市の室生寺で22日、国宝五重塔近くから出火したとの想定で防災訓練が実施された。
雪景色の中の訓練には、消防団員や地元住民ら約40人が参加。消防への通報や初期消火に加え、消火栓から放水したり、五重塔から仏像を運び出す手順を確認したりした。
室生寺座主の網代智明さん(63)は、福島市の真浄院住職も務めており「東日本大震災の時まで福島県の消防団員だった。火災は出さないという意識を強く持って協力をお願いしたい」と話した。
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