海女漁の振興と継承を図り、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産登録を目指そうと、三重県や石川県など8県は24日、「全国海女文化保存・振興会議」を設立した。
三重県によると、全国には1800人を超える海女がいるが、高齢化が進み、後継者不足も深刻になっている。振興会議では、各地の海女文化の実情について意見交換して振興策を練ると同時に、登録機運を盛り上げ、世界でも日本と韓国にしかないという海女文化の「ブランド力」を高め、後継者の確保や地域振興につなげるのが狙い。
参加したのは三重、石川両県のほか、岩手、宮城、静岡、福井、徳島、鳥取の6県。
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