名品「翠玉白菜」「肉形石」も
東京国立博物館(東京・上野)と九州国立博物館(福岡県太宰府市)は29日、6月から11月に開催する「台北 国立故宮博物院―神品至宝―」の企画概要を発表した。同博物院のアジアでの展覧会は初めて。
東京では186件、九州では110件が展示される。東京では白菜そっくりの翡翠の彫刻「翠玉白菜」、九州では豚の角煮に似せた瑪瑙の彫刻「肉形石」が、それぞれ2週間限定で観覧できる。いずれも清時代の名品で、海外に出品されるのは初めて。
69万点に及ぶ同博物院のコレクションのうち、新石器時代から清時代に至る品々を展示。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。