支倉常長ゆかりの場で献茶式
【メキシコ市共同】仙台藩主伊達政宗が派遣した支倉常長の「慶長遣欧使節」が欧州へ向かう途中、1614年に現在のメキシコを訪れて400年になるのを記念し、茶道裏千家(京都市上京区)の千玄室大宗匠が23日、使節団の一部が洗礼を受けたメキシコ市のサンフランシスコ教会で献茶式を開いた。
献茶式には目賀田周一郎駐メキシコ大使や現地のカトリック教会関係者のほか、仙台市の伊藤敬幹副市長らが参加。千大宗匠は日本とメキシコの友好を祈って茶をたて、教会内に掲げられた支倉常長の肖像画と、キリスト像の前にささげた。
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