大須演芸場9月再オープン
東海地方の演芸に再びともしび―。家賃滞納で昨年2月に閉鎖した名古屋市中区の常設寄席「大須演芸場」が9月22日の再オープンを目指し、準備を進めている。建物を所有する大道具関係会社「エイチ・エス・ステージワークス」が2日記者会見して明らかにした。
名古屋地裁による建物明け渡しの強制代執行を受け、演芸場が閉鎖されてから1年。懸案だった耐震工事費など約5千万円のうち、4千万円の調達のめどが立ち、劇場を運営する「席亭」も決まった。
エイチ社の土井信策代表取締役(64)は「やっとスタートが切れる。いろんな問題があるが、一つずつクリアしたい」と述べた。
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