関東大震災の新映像発見
東京国立近代美術館フィルムセンターは27日、関東大震災(1923年)の被害や復興状況を撮影した記録映画が新たに4本見つかったことを明らかにした。被害状況を収めた3本は既存映画と重複した場面がある「異版」とみられるが、新規の場面も含まれていた。
東京都内の千束八幡神社、京都大大学院工学研究科などが同センターに寄贈した。
千束八幡神社寄贈の「大正十二年九月一日 帝都大震災大火災 大惨状」からは、現存しない牛込駅のほか、ボーイスカウトの前身である少年団や東北帝国大救護班の活動など、貴重な場面が見つかった。
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