兵庫・姫路城で薪能
世界遺産・国宝姫路城(兵庫県姫路市)前の広場で1日、「姫路城薪能」が開催された。「平成の大修理」でまぶしい白色にしっくいが塗り直され、ライトアップされた「白鷺城」を背景に優美な能の舞が披露された。
「姫路城薪能」は、姫路市の民間有志を中心に「能の伝統を若い世代に継承しよう」と1971年から、毎年開催されている。
主催した姫路薪能奉賛会会長の高石佳知さん(59)は「無形文化遺産である能が、世界遺産の姫路城の前で薪能として披露されることは最高だ。きれいに改修された姫路城の前で浮き上がる幽玄の世界を楽しんでいただきたい」と語った。
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