“触れる”空海展始まる、大阪
高野山の金剛峯寺(和歌山県高野町)に伝わる空海(弘法大師)の木像と3D技術で復元した陶製レプリカなどを展示する「高野山1200年至宝展」が6日、大阪市の阪神百貨店で始まった。12日まで。陶製の空海像には、触ることもできる。
空海像は室町―桃山時代の作とされ、寄せ木造り。高さ83・5センチ。煩悩を払う仏具を握り、穏やかな表情を浮かべている。
空海像を九州国立博物館(福岡県太宰府市)に運び、3D計測とCTスキャンを実施。このデータから大塚オーミ陶業(大阪市)が陶製の像を触感までそっくりに仕上げた。
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