川崎の展望室が夜景遺産に
煙突の向こうに見える摩天楼の輝きにうっとり―。日本夜景遺産事務局(東京)は、川崎市の公共施設「川崎マリエン」タワー棟の10階、高さ51メートルにある展望室を「日本夜景遺産」に登録した。台風一過の11日には、京浜工業地帯の煙突の上で点滅する光の向こうに、羽田空港を発着する航空機や東京の高層ビル群、東京スカイツリーも望めた。
タワー棟は川崎港の埋め立て地に立ち、展望室は360度ガラス張り。事務局によると、施設型夜景遺産として7月1日に登録。これまでに札幌市のテレビ塔や大阪市の通天閣などが登録されている。
夜景遺産は2004年から認定を始めた。
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