米の日本大使邸でショパン二重奏
【ワシントン共同】ショパンのピアノ曲をベルギーの伝説的バイオリニスト、ウジェーヌ・イザイがバイオリンとピアノの二重奏にアレンジした曲の演奏会が13日、米ワシントンの日本大使公邸で開かれた。
編曲からほぼ1世紀ぶりに、楽譜が初めて日本人の手で刊行されたのを記念したイベント。
イザイは、ショパンのピアノ曲「バラード第1番」を二重奏に編曲。ワシントンの米議会図書館に自筆譜が保管されているのは知られていたが、判読困難な書き込みが多く、これまで楽譜は出版されなかった。
北九州市のピアニスト永田郁代さんが解読に着手。約3年がかりで手を入れ、このほど刊行した。
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