あきた舞妓3人デビュー
秋田の繁華街を彩り、約10年前に途絶えた「川反芸者」の復活を担う「あきた舞妓」の1期生3人が1日、秋田市内のホテルでお披露目された。いずれも秋田市の20代女性が、色鮮やかな着物で登場。「秋田の文化を伝えたい」との思いを込め、唄に合わせてあでやかに舞った。
舞妓の復活は、市内に住む水野千夏さん(25)が発案した。秋田美人の由来とも言われる川反芸者の存在を知り、4月に育成会社「せん」を設立。9人が採用されたが、厳しい稽古に脱落者も出て、今回3人がデビューを果たした。
このうち千緒花さんは「舞妓に選ばれるかどうか先が見えず、不安な時もありました」と涙した。
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